超越的視点で綴るキャンパスライフ日記

日本の大学生活を経験しにきた宇宙人という設定

その服、タダでくださってもいいですよ。

こんにちは。久しぶりに宇宙人設定を思い出した。

今日は我が故郷でのトレンドファッションを紹介したい。実は宇宙人の服装はとてもシンプルで分かりやすい。

 

トップスはユニクロのキャラシャツもしくはライブTである。キャラは色々あるが、マリオやD社の某ネズミのプリントTシャツが多い。ちなみに某二足歩行ネズミは神格化されており、その意思に背いたものは次の日には消えている。某二足歩行サイコネズミの正体がミッキーであることを明かした日には、私はもうこの世に居ないだろう。

ライブTのほうは基本的にみなミスチルである。そう、私の星ではミスチルが大人気だ。だから住人に「白か黒で答えろ」という難題を突きつけると、白と黒のその間に広がってる無限の色から君に似合う色を探してやさしい名前を付けてくれるのである。もし偶然出会った宇宙人が君の放つ稲光に魅せられて「君に触れたい 心にキスしたい」などと言い出したら、それが365日続くことになるので覚悟してほしい。

ボトムスはいつでもユニクロのスキニーフィットデニムである。我が同胞たちは17歳で「ユニクロとかだっせぇわ」と言いながらH&Mでセール品のズボンを買うが、「やっぱ違ぇわ」と言って再びユニクロに落ち着く。 

Tシャツにデニムというこのシンプルな組み合わせは、オシャレというより裸隠しである。私たちは法のしがらみがあるために、何らかの衣服を身につけなければならない。だからとりあえず何かしら着てみた。平均的な宇宙人のファッションはそのような感じであり、私も例外ではない。

だが、"服=裸隠し"というイメージは大学という場所に来て覆された。多くの大学生が服によって個性を表現していたのだ。

 

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 資料:日本の大学生

 

各々がこだわりのコーディネートで自分を表現しているなか、990円のマリオTシャツを着た私の居場所いずこにあらむや。

 

だから私は変わりたいのだ。オシャレがしたい。最近の若者は「オシャンティ」という言葉を使っているようだ。私もそれになりたい。朝起きたら世界にオシャンティと告げ、友達にオシャンティと挨拶を交わし、食事を頂く前、眠りにつく前にもポツリと美声で呟くオシャンティ。そういうものに私はなりたい。

まずそのための服がほしい。地球での生活資金は決して潤沢ではないので私は1円たりとも払う気はないが、欲しい。どなたか私の持ってるキャラTと交換しませんか。ちゃっかりダメージ加工も施してあるんで。